どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回は『セブン&アイ・ホールディングス』のプライベートブランドである『セブンプレミアム』の『スパイス香るソース焼きそば』の紹介です。
簡単にぼくが思う、『スパイス香るソース焼きそば』の特徴と要点を紹介します。
- 焼きそばなのに低脂質。
- 値段が安いのに3食入りとコスパが良い。
- 『かんすい』や『グルテン』など、クローン病的に気になる要素はある。
- そこまでスパイスが強くないのでクローン病的にはありがたい。
- プライベートブランドにありがちな安っぽい味がせずおいしい。
詳しくはこのあとの文に書いていますので、気になる方はご覧いただければ嬉しいです。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
『セブンプレミアム』の『スパイス香る焼きそば』
こちらが『セブン&アイ・ホールディングス』のプライベートブランドである『セブンプレミアム』の『スパイス香るソース焼きそば』です。
3食入りでだいたい140円と、チルド焼きそばのなかでは安いほうです。
2007年から続く『セブンプレミアム』はたくさんの商品があり、このブログでも、
などクローン病患者でも食べられる可能性がある商品を紹介しています。
栄養成分
『スパイス香るソース焼きそば』1食分あたりの栄養成分はこちらです。
- エネルギー・・・238カロリー
- たんぱく質・・・8g
- 脂質・・・・・・2.4g
- 炭水化物・・・・46.8g
- 食塩相当量・・・4g
焼きそばにしては脂質がかなり少ないですね。
もちろん具材にお肉をいると脂質が増えますが、焼きそばを味わえるなら具なしでも十分おいしいです。
もちろんお店の焼きそばもめちゃくちゃおいしいですが、どうしても脂質が多くなりがちでクローン病患者は手が出しづらいですからね。
アレルギー物質は、
「小麦、大豆」
なので当てはまる方は注意しましょう。
1食にしては塩分が多め
『スパイス香るソース焼きそば』の塩分は4gと、塩分摂取量から考えると1食にして多めです。
厚生労働省による1日の塩分摂取量の基準は、男性は7.5g、女性は6.5gなので、1食で約半分の塩分を摂取することになります。
3食食べることを考えると、1日の塩分摂取量を超える可能性はかなり高いですね。
塩分を摂り過ぎると高血圧の原因となり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。
最近では糖尿病の発症リスクも高まることもわかり、塩分の摂り過ぎには注意が必要ですね。
ここからは個人的な考えですが、ぼく自身はそこまで塩分を気にしてはいません。
正直脂質を気にするのに精一杯で、塩分まで気にしちゃうと食べられるものがさらに少なくなってしまいます。
塩分を摂りすぎて体調悪くなったという経験が今のところはないので、塩分は気にせず摂取するつもりです。
まああと焼きそばがおいしいから食べたいというのもありますけどね笑。
小麦粉の『グルテン』に注意が必要
中華麺の原材料である小麦粉ですが、クローン病患者は小麦粉に含まれる『グルテン』に注意が必要です。
『グルテン』とは、小麦に含まれる栄養素の1つで、うどんのコシやパンのモチモチ感を生み出す大事な栄養素です。
しかし『グルテン』を摂取することによって、おなかの不調や倦怠感が出たり、さらに『グルテン』は消化しにくく、腸に張り付いて異物となってしまい、結果的に炎症を起こす可能性があります。
炎症を起こす可能性があるってことは、クローン病患者は摂取を控えたほうがいいと、おのずと考えることができますね。
まあ正直ぼく自身はそこまで気にしてはいないのですが、体調が悪いときは食べないようにしたり、なるべく柔らかく茹でてから食べるようにするぐらいは意識して行っていますね。
中華麺に含まれる『かんすい』も注意が必要
それは中華麺は小麦粉に含まれる『グルテン』意外に、『かんすい』も注意が必要です。
『かんすい』とは、中華麺の風味やコシをだすために必要不可欠な添加物で、中華麺の色も『かんすい』によって出来る色です。
その『かんすい』ですが、摂取をすると下痢を起こしたり、腸を刺激して炎症を起こす可能性があるという側面もあるのでクローン病患者は摂取を控えたほうがいいといわれています。
ただ調べてみると、体に悪い『かんすい』は昔の話で、今は厳しい審査を乗り越えてるから品質も体にも安全らしいので、もしかしたらそこまでおなかに影響はないかもしれません。
だとしてもリスクは少ないほうがいいのがクローン病の鉄則なので、安全かもですが控えたほうが無難ですね。
ちなみに『かんすい』が気になるのであれば、同じソース味で焼きそば感を味わえる『日清食品』から発売している『焼きうどん 鰹だしソース味』がオススメですよ。
小麦粉は『高FODMAP食品』
まず『FODMAP』について簡単に説明すると、腸で吸収しにくい発酵性の糖質のことで、
- Fermentable・・・・・・発酵性
- Oligosaccharides・・・・オリゴ糖
- Disaccharides・・・・・二糖類
- Monosaccharides・・・・単糖類
- And
- Polylos・・・・・・・・ポリオール
のそれぞれの頭文字をとって『FODMAP』と呼びます。
中華麺に含まれる小麦粉は、『FODMAP』を多く含む『高FODMAP食品』とされています。
『FODMAP』を含む食品を摂ると、おなかの不調をきたし、下痢、便秘、おなかの膨張感などを起こす可能性があり、特に『過敏性腸症候群』で悩んでいる方が顕著にみられるらしいです。
クローン病に関していえば、『高FODMAP食品』は避けたほうがいいという記事がネットでちらほら見かけますし、おなかの不調をきたす可能性があるリスクはなるべく排除したいところなので、クローン病患者であれば『高FODMAP食品』の摂取はなるべく避けたほうがいいのかなと個人的に思います。
お味のほうは?
気になるお味ですが、けっこうおいしかったです。
というのもスーパーで販売してるプライベートブランドって、安いけど味も若干安っぽい味がするなと個人的に感じてましたが、『スパイス香るソース焼きそば』は一般的なチルドタイプのソース焼きそばとほぼ同じ味でした。
正直舐めてたところがありましたが、これは嬉しい誤算です。
そしてスパイスと商品名にありますが、そこまで辛みは感じなかったので、辛み成分の刺激を苦手とするクローン病患者にとってはありがたいですね。
安くておいしいなら、毎回こっちを買ったほうが絶対いいですよ。
まとめ
3食入っていて価格が約140円というコスパの良さが魅力的ですね。
しかも味が安っぽくなく、ちゃんとおいしいところもポイント高いですね。
さらに脂質が少ないということでクローン病的にも安心ですが、『かんすい』や『グルテン』など気になる要素もあるので、食べる際は体調が良いときにしましょう。
総合的にみると、めちゃくちゃオススメできる商品なので、みなさんもぜひ食べてみてほしいです。
これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。
今回はここまで!では!