どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回はクローン病と激辛料理の関係について、個人的考えを書いていきます。
健常者でも激辛料理を食べておなかが痛くなるくらいなので、なるべく胃腸に刺激を与えないほうがよいクローン病患者はもっと控えたほうがいいですね。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
辛い料理を食べるとどうなる?
辛い料理って食べた後におなかが痛くなるときがありますよね?
それほど胃腸に刺激を与えてるってことです。
辛い料理は『カプサイシン』や香辛料が含まれており、それらが胃腸を刺激され粘膜が傷つくことによってお腹の痛みが起こります。
さらに『カプサイシン』を摂取することで交感神経が働いて胃腸の蠕動運動が活発になり、このことで下痢の起こす原因になるといわれています。
おなかのことを考えると、辛い料理を食べることはオススメできませんが、けっして悪いことばかりではありません。
『カプサイシン』などの辛み成分を摂取すると、『アドレナリン』というホルモンの分泌され、血流が良くなったり汗をかきやすくなったり、結果的に体が温まる可能性があるので、冷え性の方には辛い料理はアリですね。
ただ『アドレナリン』は悪い方向に働く可能性もあり、逆に血管を収縮してしまうこともあるので、一概に『アドレナリン』が出れば良いというわけではないといわれています。
もちろんクローン病患者は控えよう
胃腸を刺激するということは、なおさらクローン病患者は控えたほうがいいです。
健常者はおなかが痛いで終わるところが、クローン病患者であれば症状が悪化して危険な状態になる可能性があります。
ぼくの場合だと、血便が起きたりしますね。
血便が出始めると1日中止まらないので、貧血になって立ちくらみや倦怠感が出てきてずっと寝込むくらい体がキツくなります。
どういう症状が出るか、それは人それぞれですが、それほどクローン病患者は食事に気をつけなければならないのです。
先ほど『カプサイシン』を摂取すると『アドレナリン』が分泌されて体が温まると書きましたが、個人的には血便が出るリスクが怖すぎるので、良い効果があるといわれても辛い料理は控えたいです。
ピリ辛くらいなら大丈夫・・・?
辛さもピリ辛から激辛までありますが、ぼく自身はピリ辛くらいなら食べても大丈夫かなって感じです。
もちろんぼくの場合なので、ほかのクローン病患者は食べないほうがいいかもしれませんからね。
といっても辛みがわからないくらいのピリ辛なので、実際は辛みがあったらぼくもダメかもしれません。
実際の商品で例えるとわかりやすいので、
『江崎グリコ』から発売している『ちょい食べカレー』や、
各種低脂質のレトルトカレーなど、
なかには中辛と書かれた商品もありますが、食べたみたらそんなに辛くないって感じなので、ぼく的には食べても大丈夫かなと判断しました。
参考までに。
まとめ
結局クローン病患者はどんなに辛さが少なくても、香辛料や辛み成分がある料理は控えたほうが無難ですね。
カレーも甘口といいつつ香辛料は含まれていますからね。
もちろん辛い食べ物を食べると良い効果もありますが、クローン病に対するリスクと正直見合ってないと個人的に思います。
ただピリ辛くらいなら食べても大丈夫なパターンもあるので、体調が良いのであれば挑戦するのもアリかと思います。
少しでも食事を楽しみたいですからね。
ただ食べすぎはしないようにしましょう。
これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。
今回はここまで!では!