どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回は低脂質について書いていきます。
結局低脂質の定義は人それぞれですが、同じ方ても体調次第で脂質を摂る量が変わるので、低脂質の定義は無限にあるんだなと実感しました。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
低脂質とは?
みなさんは低脂質ときいてどういうイメージをしますか?
健康やダイエットに良さそう、味があっさりしてそうなど、いろいろイメージができると思います。
では、
「低脂質とはなんですか?」
ときかれたらどのように答えますか?
まあ読んで字のごとく、脂質が少ないという意味なんですけど・・・
じゃあ脂質ってなに?ってなりますよね。
脂質とは、炭水化物やたんぱく質と並んで『三大栄養素』と呼ばれてるくらい、人間にとって大事な栄養素です。
大事でありますが、もちろん摂りすぎると体に悪影響が出るので、1日の摂取量を守ることが大事です。
ちなみに脂質の1日の摂取量は厳密には決まってないのですが、厚生労働省は成人に対して、1日の摂取カロリーの20〜30%に抑えてほしいという目標を設定しています。
どこからが低脂質?
ここからが本題ですが、どれくらい脂質が少なければ低脂質なのでしょうか。
先に結論を書きますが、低脂質に正解はありません。
元も子もないことを書いちゃいましたが、実際に低脂質に定義なんてものはありません。
ただそれだけだとつまらない記事になってしまうので、いくつか低脂質に対するぼくの考えを書いていこうかなと思います。
元々脂質が多い商品が脂質少なくなった
これが1番わかりやすい低脂質の考え方だと思います。
元々脂質が多い商品があって、それより脂質が少ないと低脂質といえますよね。
例えば牛乳ですが、
『明治』から発売している『おいしい牛乳』の脂質は200mlあたり7.8g。
同じく『明治』から発売している『おいしい低脂肪乳』の脂質は200mlあたり3.8g。
という感じで後者が低脂質って感じが伝わりますよね、まあ商品名に低脂質って書いてあるので余計そう思うかもですが。
このように脂質同士を比べて低脂質という考えもできます。
そもそも脂質が少ない
脂質の数値がそもそも少なければ、比べるまでもなく低脂質って感じますよね。
個人的には脂質がだいたい1〜2g以下なら低脂質だなって感じます。
ただこれは人によって低脂質と感じる数値はさまざまだと思います。
ぼくはクローン病患者なので普段から低脂質な食事を心がけており、けっこう低脂質の判断は厳しめです。
だからぼくが低脂質と感じる脂質1〜2g以下なら、ほとんどの方は低脂質だなって感じるはずです。
ちなみにクローン病患者は低脂質な食事が基本と書きましたが数値で表すと、1日あたりに脂質30g以下の摂取に抑えると症状が安定するといわれています。
それぞれの価値観による低脂質
大多数が低脂質と思う商品もあれば、少数が低脂質と思う商品もあります。
クローン病患者のぼくがわかりやすい例だと思いますが、『そもそも脂質が少ない』で書いたとおり、クローン病患者は低脂質の判定が厳しめです。
実際の数値を書くと脂質5gから多いかも?って感じます、体調次第で若干前後しますが。
だけど他の方からみると脂質5gって低脂質の部類に入ると思います。
もちろんみんなが低脂質って思うことはないですが、要は低脂質の価値観は人それぞれってことですね。
やっぱり低脂質に定義はない
低脂質に対するぼくの考えを述べてきましたが、やはり人それぞれの低脂質の価値観があるので、定義を決めることは難しいですね。
極端に脂質が少ないとほとんどの方が低脂質と感じると思うかもしれませんが、全員がそう思うと断言できないので正直なところです。
まあ結局は自分自身が低脂質と思えば低脂質なので、ダイエットや健康のためなどの目的に合わせた低脂質を選んで食べることが大事かと思います。
いちおうこのブログはクローン病向けの記事を主に書いており、低脂質商品をたくさん紹介しているので、気になる商品がありましたらぜひご覧ください。
今回はここまで!では!