どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回はクローン病患者と『カロリーメイト』の関係について書いていきます。
脂質は多いけど、久しぶりに食べたらめちゃくちゃおいしかったです。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
『大塚製薬』の『カロリーメイト』

今回紹介する商品は、『大塚製薬』から発売している『カロリーメイト』です。
一口に『カロリーメイト』といっても、『ブロック』、『ゼリー』、『リキッド』とそれぞれタイプがあり、さまざまな味があります。
今回ぼくが購入したのは『ブロック』タイプの『チョコレート』味です。
栄養成分

『カロリーメイト ブロック』の『チョコレート』4本あたりの栄養成分はこちらです。
- エネルギー・・・400カロリー
- たんぱく質・・・8.7g
- 脂質・・・・・・22.4g
- 炭水化物・・・・41.7g
- 食塩相当量・・・0.81g
見ての通り、脂質が多すぎてクローン病患者にはオススメできません。
しかし手軽にエネルギーが摂取できることは良いポイントですね。
めちゃくちゃうまい
久しぶりに食べたのですが、めちゃくちゃおいしいです。
脂質が多いからおいしいのか?と思うと、なんだか虚しい気持ちになりますが、おいしかったのでプラマイゼロってことで。
しかし見逃すことのできない脂質の量なので、全部食べるのはあまりにも危険です。
とにかく脂質の摂取は慎重に
クローン病患者は脂質を制限しなければいけないのですが、個人的には一気に脂質を摂らないということも大事だと思います。
クローン病は脂質の1日の摂取量は30gという目安がありますが、1食に30gを摂って、あとは脂質を摂らないというのは、1食の負担が大きすぎて逆に危険です。
だからなるべく低脂質な食事を積み重ねて、1日30gを目指すのが症状を安定させる秘訣だと個人的に思います。
実際にぼく自身もそのような食事を実践して、症状が安定したと感じることができました。
この記事の主役の『カロリーメイト』で話すと、1本の脂質は約5gなので、1日に1〜2本までなら体調次第では食べられると思います。
そして食べるときは1回に2本食べるのではなく、朝と夜に分けて食べるなど、なるべく間隔を空けて食べることが大事です。
結局食べないほうがいい
とはいえクローン病患者に対して、『カロリーメイト』は脂質が多いので、なんだかんだ書きましたが食べないほうがいいです。
しかしおいしいから食べたい、これがクローン病のジレンマですね。
食べたいものが食べられないのはとても辛いことですが、それと付き合っていかなければ、さらに生きていくのが大変になるので、気持ちを切り替えて食事制限をしていきましょう。
多少は息抜きできそうなら『カロリーメイト』を食べてもいいかもですね。
でも慎重にお願いしますね。
今回はここまで!では!
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