FODMAPってなに?クローン病と関係あるの?

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クローン病

どうも!クローン病患者のこーでーです。

今回は『FODMAP』とクローン病の関係性について、個人的な考えを書いていきます。

クローン病と食事は切っても切り離せない関係ということであれば、少しでもおなかの調子に影響がある『FODMAP』を多く含む食品の摂取は、最低限に抑えたほうがいいというのがぼくの結論です。

クローン病とは?

本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。

クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。

そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。

食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。

それでは本文に戻ります。

『FODMAP』とは?

『FODMAP』とは、腸で吸収しにくい発酵性の糖質のことで、それぞれの頭文字をとって『FODMAP』と呼びます。

  • Fermentable・・・・・・発酵性
  • Oligosaccharides・・・・オリゴ糖
  • Disaccharides・・・・・二糖類
  • Monosaccharides・・・・単糖類
  • And
  • Polylos・・・・・・・・ポリオール

それぞれなにかまでを書くとかなり長くなってしまうので割愛します。

大事なのはどの食品にたくさん『FODMAP』が含まれているかです。

『FODMAP』が多く含まれている食品

それではどの食品に『FODMAP』が多く含まれているか見てみましょう。

  • フルーツ・・・りんご、マンゴー、もも、スイカ、柿、グレープフルーツ、なし
  • 野菜・・・・・にんにく、ねぎ、アスパラガス、えんどう豆、ごほう、セロリ、さつまいも
  • 穀物・・・・・パン、パスタ、うどん、ラーメン
  • 乳製品・・・・牛乳、ヨーグルト、生クリーム、プリン、クリームチーズ
  • その他・・・・ソーセージ、さつまいも、ガム、納豆、絹ごし豆腐、カレー、トマトケチャップ、オリゴ糖

ここであげた食品以外にもまだまだたくさんあります。

ぱっと見た感じだと、納得できる食品もあれば、どこに発酵性の要素があるのかと疑問に思う食品もあります。

逆に『FODMAP』が少ない食品は、

「米、じゃがいも、トマト、木綿豆腐」

など様々あります。

同じ豆腐でも作り方によって『FODMAP』が多い少ないとあるのがおもしろいですね。

そしてクローン病患者が炭水化物中心の食事をするにあたり、主食にすべき食品はやはり米なんだなと改めて感じしました、ただうどんが好きだからぼくはうどんばかり食べています・・・。

『FODMAP』を摂ればどうなるの?

上であげた食品を摂るとおなかの不調をきたし、下痢、便秘、おなかの膨張感などを起こす可能性があります。

そしておなかの調子が悪いからといってヨーグルトやりんごを食べてしまうと、余計におなかの調子が悪くなるといったケースも考えられます。

特に『過敏性腸症候群』で悩んでいる方が顕著にみられるらしいです。

しかも人によって、これを食べたらおなかの不調をきたす食品が違うのもやっかいなところです。

牛乳を飲んでも平気な方もいれば、飲んだらすぐおなか下す方もいるので、自分が何を食べたらダメかを知ることが大事になっていきます。

『FODMAP』とクローン病は関係あるの?

ここまで簡単に『FODMAP』について書いてきましたが、クローン病とは関係があるのでしょうか?

ネットの記事などを見てみると、

「『FODMAP』を控える食事をするとクローン病や潰瘍性大腸炎の症状の改善に有効」

とあります。

ぼく自身もそこまで『FODMAP』を多く含む食品を摂っているわけではないですが、症状が改善されたと実感することは今のところはないですね。

まあぼくはうどんを主食にしているので、うどんを全く食べなければもっと症状が良くなるかもしれませんが、そこまで食事を我慢できるほどメンタルが強くないのでそれはやめときます。

ただ以前に納豆を食べたときに腸が詰まった感覚になったことがあるんですよ。

しかもその1回だけではなく、納豆を食べるたびに腸が詰まった感覚になるので、もしかしたらぼくは『FODMAP』を多く含む納豆は体に合わなかったのかもしれません。

これがクローン病と関係しているか分かりませんが、おなかの不調をきたすことはクローン病の症状の悪化と同じ意味だとぼくは思っているので、おなかの調子が悪いと感じているクローン病患者は一旦『FODMAP』を多く含む食品を控えてみてはいかがでしょうか。

結局クローン病の食事は大変てことです

『FODMAP』を多く含む食品のなかには、うどんや果物など、クローン病患者でも食べられそうな食品もあります。

『低脂質・低残渣』の食事を意識するだけでも大変なのに、『FODMAP』まで意識をすると食べるものがなさすぎて大変です。

しかし無視はできない要素です。

『FODMAP』を多く含む食品を食べててなんともなければそのまま食べ続けてみていいと思います。

もしおなかの調子が少しでも悪いと感じるのであれば、『FODMAP』を多く含む食品を少しずつ減らしてみて、何を食べたらおなかの調子が悪くなるか見極めてみるのが大事かと思います。

ぼくは運良く納豆が体に合わないことが分かったのでよかったですけどね・・・

いきなり全部我慢するのはストレスが溜まるのと思うので、少しずつ制限してみましょう。

健康に過ごせるなら『FODMAP』も意識してもいいかなと思いました。

これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。

今回はここまで!では!

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