どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回は『日清食品』からはつばいしている『麺職人』シリーズ『濃いだし 煮干し醤油』を紹介します。
簡単にぼくが思う、『麺職人』シリーズ『濃いだし 煮干し醤油』の特徴と要点を紹介します。
- 脂質2.6gとラーメンにしてはめちゃくちゃ低脂質
- 塩分が多い、とくにスープ。
- 全粒粉は栄養たっぷりだがクローン病患者は食物繊維に注意が必要
- 『かんすい』や『グルテン』など、クローン病的に気になる要素はある。
- 煮干しの風味は濃いが後味スッキリなのでおいしくて食べやすい。
詳しくはこのあとの文に書いていますので、気になる方はご覧いただければ嬉しいです。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
『麺職人』シリーズ『濃いだし 煮干し醤油』
こちらが『日清食品』の『麺職人』シリーズ『濃いだし 煮干し醤油』です。
価格はだいたい110円くらいです。
『濃いだし 煮干し醤油』を
『濃いだし 煮干し醤油』の商品説明として公式サイトには、
「小麦の香りや風味を感じられる全粒粉入りの「ごちそうノンフライ麺」と、”煮干しだし” の香ばしい風味と深いうまみがきいたコク深い味わいの醤油スープが特長です。」
と記載されています。
煮干しの風味はめちゃくちゃ感じられたので、煮干し好きにはたまんないカップラーメンだと思います。
『麺職人』シリーズは麺を揚げずに作られたノンフライ麺を採用しており、各商品の脂質は少なめですので、クローン病患者でも体調が良ければ食べられる可能性があります。
もし『麺職人』シリーズが気になったのであれば下記のリンクからチェックしてみてくださいね。
『麺職人』シリーズを
栄養成分
『濃いだし 煮干し醤油』1個あたりの栄養成分はこちらです。
エネルギー・・・260カロリー
たんぱく質・・・7g
脂質・・・・・・2.6g
炭水化物・・・・52.2g
食塩相当量・・・5.9g
ノンフライ麺を使用する『麺職人』シリーズは全体的にカップラーメンのなかでと脂質は少なめですが、『濃いだし 煮干し醤油』はそのなかでも1つ頭抜けて少ないです。
ちなみに『麺職人』シリーズの『丸鶏ガラ醤油』脂質は5.2gなので、より少なさがわかりますね。
まあ脂質5.2gもかなり少ないですけどね。
アレルギー物質は、
「小麦、卵、乳成分、豚肉、鶏肉、さば、大豆」
なので当てはまる方は注意しましょう。
1食あたりの塩分が多い
脂質はカップラーメンにしては少なめですが、塩分が5.9gと1食にしてはかなり多いです。
成人の1日の塩分摂取量は、目安で男性は7.5g、女性は6.5gなので、1食で半分以上の塩分を摂取することになります。
3食食べることを考えると、1日の塩分摂取量を超える可能性はかなり高いですね。
塩分を摂り過ぎると高血圧の原因となり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。
最近では糖尿病の発症リスクも高まることもわかり、塩分の摂り過ぎには注意が必要ですね。
ここからは個人的な考えですが、ぼく自身はそこまで塩分を気にしてはいません。
正直脂質を気にするのに精一杯で、塩分まで気にしちゃうと食べられるものがさらに少なくなってしまいます。
塩分を摂りすぎて体調悪くなったという経験が今のところはないので、塩分は気にせず摂取するつもりです。
でもスープまで飲み干すのはやめようかな・・・結局気にしちゃってますね・・・
全粒粉は食物繊維が多く含まれているので注意が必要
『麺職人』シリーズは麺に全粒粉を配合した『ごちそうノンフライ麺』を採用しています。
小麦は『胚乳、外皮、小麦胚芽』で構成されており、通常の小麦粉は外皮と小麦胚芽を取り除いて製粉しますが、全粒粉は取り除かずに製粉します。
全粒粉という名前のとおり、なんとなく想像できますね。
そして全てを製粉することによって作られた全粒粉は、通常の小麦粉よりビタミンやミネラルなどの栄養素も多いです。
なかでも食物繊維は通常の小麦粉の約4倍含まれており、腸内環境の改善に期待できます。
ただ全粒粉に含まれる食物繊維は『不溶性食物繊維』の割合が多く、クローン病患者は注意をする必要があります。
一般的に『不溶性食物繊維』を摂取すると、腸を刺激し便通を良くし排便を促す効果がありますが、腸を刺激するという働きがクローン病患者にとって悪さをしてしまい、炎症を起こす可能性があります。
ただ『麺職人』シリーズの麺にどれくらい全粒粉が含まれてるか分からないし、ぼくが食べたあと特に体調が悪くなった経験がないので、個人的にはそこまで気にしなくていいのかなと思いました。
もちろん体調が悪いときは食べないほうがいいですよ。
小麦粉の『グルテン』に注意が必要
中華麺の原材料である小麦粉ですが、クローン病患者は小麦粉に含まれる『グルテン』に注意が必要です。
『グルテン』とは、小麦に含まれる栄養素の1つで、うどんのコシやパンのモチモチ感を生み出す大事な栄養素です。
しかし『グルテン』を摂取することによって、おなかの不調や倦怠感が出たり、さらに『グルテン』は消化しにくく、腸に張り付いて異物となってしまい、結果的に炎症を起こす可能性があります。
炎症を起こす可能性があるってことは、クローン病患者は摂取を控えたほうがいいと、おのずと考えることができますね。
まあ正直ぼく自身はそこまで気にしてはいないのですが、ネットで調べてみると小麦粉を食べるとおなかが不調になるといった意見もチラホラみられます。
ですので体調が悪いときは食べないようにしたり、なるべく柔らかく茹でてから食べるようにするぐらいは意識してやるべきだと感じました。
クローン病患者は『かんすい』が少し気になる
小麦粉の『グルテン』以外にも中華麺で気になることがあります。
それは中華麺に含まれてる『かんすい』です。
『かんすい』とは、中華麺の風味やコシをだすために必要不可欠な添加物で、中華麺の色も『かんすい』によって出来る色です。
その『かんすい』ですが、摂取をすると下痢を起こしたり、腸を刺激して炎症を起こす可能性があるという側面もあるのでクローン病患者は摂取を控えたほうがいいといわれています。
ただ調べてみると、体に悪い『かんすい』は昔の話で、今は厳しい審査を乗り越えてるから品質も体にも安全らしいので、もしかしたらそこまでおなかに影響はないかもしれません。
だとしてもリスクは少ないほうがいいのがクローン病の鉄則なので、安全かもですが控えたほうが無難ですね。
お味のほうは?
気になるお味ですが、煮干しの風味が濃くてとてもおいしいです。
ただスッキリとした後味なので、煮干しが苦手な方でも食べられそうだなと感じました。
そして麺がツルツルで気持ち良く啜ることができたし、若干モッチリとした食感だけど歯切れが良いので、麺もめちゃくちゃおいしいです。
あっという間に食べ終えたので、相当おいしいんですよこのカップラーメン。
まとめ
『ノンフライ麺』なのでカップラーメンにしては脂質が少ないですが、100%安全というわけではないので、体調が少しでも悪いときは素直に食べることは控えましょう。
ただ個人的にはクローン病患者でも食べられる可能性があるだけでも嬉しいです。
そして味も煮干しをちゃんと感じられるし、後味スッキリなので食べやすくてめちゃくちゃおいしいです。
たぶん普段食べてない分、味が染み渡ったのかもですね。
たまにジャンクな味を食べたくなったなら、こちらの商品を食べてみてはいかがでしょうか。
この記事を見て『麺職人』シリーズ『濃いだし 煮干し醤油』が気になった方は、下のリンクからチェックしてみてくださいね。
『濃いだし 煮干し醤油』を
以上、『日清食品』から発売している『麺職人』シリーズ『濃いだし 煮干し醤油』の紹介でした。
これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。
今回はここまで!では!