どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回は『日清食品』から発売している『これ絶対うまいやつ』シリーズ『濃厚味噌』を紹介します。
簡単にぼくが思う、『濃厚味噌』の特徴と要点を紹介します。
- 『これ絶対うまいやつ』シリーズのなかでは脂質が1番少ない。
- ノンフライ麺だから脂質が抑えられてる。
- 『かんすい』や『グルテン』など、クローン病的に気になる要素はある。
- 味噌が濃厚であるが、ちょうどいいラーメンのスープ感もあってめちゃくちゃおいしい。
詳しくはこのあとの文に書いていますので、気になる方はご覧いただければ嬉しいです。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
『これ絶対うまいやつ』シリーズ『濃厚味噌』
こちらが『日清食品』から発売している『これ絶対うまいやつ』シリーズ『濃厚味噌』です。
3食入っており、価格はだいたい350円です。
『濃厚味噌』の商品説明として公式サイトには、
「濃厚な味噌に香味野菜油の香り、ガツンとくるニンニクの風味をきかせたスープが、ガツンと食べ応えのある太ちぢれ麺に絡む、濃くてうまい味噌ラーメンです。」
スープはもちろんおいしいですが、麺にスープがめちゃくちゃ絡むのでより味わえました。
栄養成分
『濃厚味噌』1食あたりこ栄養成分はこちらです。
- エネルギー・・・309カロリー
- たんぱく質・・・8.8g
- 脂質・・・・・・4.1g
- 炭水化物・・・・59.1g
- 食塩相当量・・・6.1g
インスタントラーメンにしてはかなり脂質が少ないですね。
インスタントラーメンでお馴染みの『サンヨー食品』から発売している『サッポロ一番』シリーズ『みそラーメン』1食あたりの脂質が17.2gなので、いかに『濃厚味噌』の脂質が少ないがわかりますね。
やはり『これ絶対うまいやつ』シリーズの麺が『ノンフライ麺』なことが大きい要因かと思います。
だいたいのインスタントラーメンは『油揚げ麺』なので字面どおり脂質が多くなりがちですが、『ノンフライ麺』は揚げない分脂質が抑えられるので、クローン病患者が食べるなら『ノンフライ麺』一択ですね。
もちろんスープで脂質が多くなる可能性もあるので、『ノンフライ麺』だからといって全ての商品で脂質が少ないわけではないので、購入する前に必ず栄養成分はチェックしましょう。
アレルギー物質は、
「小麦、卵、乳成分、豚肉、鶏肉、大豆、ごま」
なので当てはまる方は注意しましょう。
塩分が多い
脂質はインスタントラーメンにしては少なめですが、塩分が6.1gと1食にしてはかなり多いです。
厚生労働省による1日の塩分摂取量の基準は、男性は7.5g、女性は6.5gなので、1食で半分以上の塩分を摂取することになります。
塩分を摂り過ぎると高血圧の原因となり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。
最近では糖尿病の発症リスクも高まることもわかり、塩分の摂り過ぎには注意が必要ですね。
ここからは個人的な考えですが、ぼく自身はそこまで塩分を気にしてはいません。
正直脂質を気にするのに精一杯で、塩分まで気にしちゃうと食べられるものがさらに少なくなってしまいます。
塩分を摂りすぎて体調悪くなったという経験が今のところはないので、塩分は気にせず摂取するつもりです。
とはいえカップラーメンの塩分は多すぎるので、気にしないといいつつも普段からは食べないようにはしますね。
小麦粉の『グルテン』に注意が必要
中華麺の原材料である小麦粉ですが、クローン病患者は小麦粉に含まれる『グルテン』に注意が必要です。
『グルテン』とは、小麦に含まれる栄養素の1つで、うどんのコシやパンのモチモチ感を生み出す大事な栄養素です。
しかし『グルテン』を摂取することによって、おなかの不調や倦怠感が出たり、さらに『グルテン』は消化しにくく、腸に張り付いて異物となってしまい、結果的に炎症を起こす可能性があります。
炎症を起こす可能性があるってことは、クローン病患者は摂取を控えたほうがいいと、おのずと考えることができますね。
まあ正直ぼく自身はそこまで気にしてはいないのですが、体調が悪いときは食べないようにしたり、なるべく柔らかく茹でてから食べるようにするぐらいは意識して行っていますね。
中華麺に含まれる『かんすい』も注意が必要
それは中華麺は小麦粉に含まれる『グルテン』意外に、『かんすい』も注意が必要です。
『かんすい』とは、中華麺の風味やコシをだすために必要不可欠な添加物で、中華麺の色も『かんすい』によって出来る色です。
その『かんすい』ですが、摂取をすると下痢を起こしたり、腸を刺激して炎症を起こす可能性があるという側面もあるのでクローン病患者は摂取を控えたほうがいいといわれています。
ただ調べてみると、体に悪い『かんすい』は昔の話で、今は厳しい審査を乗り越えてるから品質も体にも安全らしいので、もしかしたらそこまでおなかに影響はないかもしれません。
だとしてもリスクは少ないほうがいいのがクローン病の鉄則なので、安全かもですが控えたほうが無難ですね。
ニンニクや小麦粉は『高FODMAP食品』
まず『FODMAP』について簡単に説明すると、腸で吸収しにくい発酵性の糖質のことで、
- Fermentable・・・・・・発酵性
- Oligosaccharides・・・・オリゴ糖
- Disaccharides・・・・・二糖類
- Monosaccharides・・・・単糖類
- And
- Polylos・・・・・・・・ポリオール
のそれぞれの頭文字をとって『FODMAP』と呼びます。
中華麺に含まれる小麦粉やスープに含まれるニンニクは、『FODMAP』を多く含む『高FODMAP食品』とされています。
『FODMAP』を含む食品を摂ると、おなかの不調をきたし、下痢、便秘、おなかの膨張感などを起こす可能性があり、特に『過敏性腸症候群』で悩んでいる方が顕著にみられるらしいです。
クローン病に関していえば、『高FODMAP食品』は避けたほうがいいという記事がネットでちらほら見かけますし、おなかの不調をきたす可能性があるリスクはなるべく排除したいところなので、クローン病患者であれば『高FODMAP食品』の摂取はなるべく避けたほうがいいのかなと個人的に思います。
お味のほうは?
気になるお味のほうですが、シンプルにめちゃくちゃおいしい味噌ラーメンです。
味噌が濃厚なのはもちろんですが、味付けが抜群にラーメン感を出していて、ラーメンとしての完成度は高いと個人的に感じました。
麺はノンフライ麺ということで若干コシがあり、もしかしたら好き嫌いが分かれるかもしれませんね。
ただ麺は太いのでスープはめちゃくちゃ絡むのは良いポイントです。
正直これおいしくないって言う人はいないと思いますね。
まとめ
インスタントラーメンはだいたい脂質が多いですが、『これ絶対うまいやつ』シリーズ『濃厚味噌』はかなり脂質が少ないほうなので、クローン病の調子が良ければ食べられる可能性はありますね。
もちろん脂質以外も、『かんすい』や『グルテン』など気になる要素はあるので、ラーメンを食べるということはかなりリスクがあるということを改めて実感しました。
ただ味がめちゃくちゃおいしいから、理性をちゃんと保たないと期間を空けずに食べちゃいそうです。
食べる場合は体調が良いときに、そして食べたあとは期間を空けてからまた『濃厚味噌』を食べるようにしましょうね。
以上、『日清食品』から発売している『これ絶対うまいやつ』シリーズ『濃厚味噌』の紹介でした。
これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。
今回はここまで!では!