どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回は『キリン』から発売している『午後の紅茶』シリーズ『無糖ミルクティー』を紹介します。
甘くないからスッキリと飲めるけど、ミルク感のコクもあってミルクティーとしての飲みごたえもあるので、さすが『午後の紅茶』だなと感じました。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
『午後の紅茶』シリーズ『無糖ミルクティー』
こちらが『キリン』から発売している『午後の紅茶』シリーズ『無糖ミルクティー』です。
ぼくはコンビニで買いましたが、そのときの価格はだいたい150円でした。
『無糖ミルクティー』の商品説明として公式サイトには、
「紅茶のシャンパンと称されるダージリン茶葉とミルクティーに合うウバ茶葉を各10%ブレンド。後味すっきりでごくごく飲める、無糖のアイスミルクティー。」
と記載されています。
実際に飲んでみて、ミルクのコクを感じつつも後味がスッキリなので、めちゃくちゃ飲みやすかったです。
『午後の紅茶』で初の無糖のミルクティーですが、ほかにも『ストレート無糖アイスティー』や、『レモン無糖アイスティー』もあり、どれも紅茶感が強くておいしいです。
個人的な好みは『レモン無糖アイスティー』がよりスッキリして、そしてちょうどいいレモンの風味でおいしいなと思います。
栄養成分
『無糖ミルクティー』の栄養成分はこちらです。
- エネルギー・・・10カロリー
- たんぱく質・・・0.6g
- 脂質・・・・・・0.6g
- 炭水化物・・・・0.6g
- 食塩相当量・・・0.08g
商品自体は500mlで脂質は3gですが、クローン病患者の目線から見れば、そこまで多くはないかなと個人的には思います。
あとは一気に飲まずにちょこちょこ飲めば、なお安全かなと思います。
あとはカロリーも少なめなので、ダイエットをしている方でも飲めそうですね。
まあクローン病的にはカロリーは多いほうが嬉しいですが、脂質が少ないのでそこは目を瞑っておきましょう。
アレルギー物質は、
「乳」
なので当てはまる方は注意してください。
世界三大紅茶を使用している
『無糖ミルクティー』は世界三代紅茶である、『ダージリン』と『ウバ』をそれぞれ10%使用しており、市販で買える紅茶にしては高級なんですよ。
『ダージリン』はスッキリとした味わいが特徴で、『ウバ』はミルクティーの相性がピッタリなので、スッキリとした味わいの『無糖ミルクティー』にはピッタリです。
さらにスッキリと飲みたい方は、『午後の紅茶』の無糖ストレートティーがスッキリとした味わいの『ダージリン』を20%使ってるので、そちらをオススメしたいです。
ちなみに残りの世界三大紅茶は、中国で生産されている『キーマン』という茶葉で、収穫時期が短く、そして収穫量も少ないからか、『午後の紅茶』のようなスーパーやコンビニなどで手軽に買える商品にはあまり使われていないという印象を受けました。
甘くてスモーキーな香りの紅茶というめちゃくちゃ気になる特徴なので、気になる方はぜひ飲んでみてください。
楽天市場のレビューで高評価の『キーマン』の紅茶を見つけたので、気になる方はぜひ下記のリンクからご購入してみてください。
紅茶はカフェインが含まれている
紅茶にはカフェインが含まれており、目を覚ます効果や脂肪燃焼効果があります。
そして紅茶には100mlあたりに約30mgのカフェインが含まれており、成人であれば約400mgのカフェインが1日の摂取量となっているので、『無糖ミルクティー』を1本飲むくらいなら摂取量的には大丈夫です。
しかし摂取量は個人差があるので、カフェインの耐性が少ない方であれば、下痢やミネラルの摂取阻害が起きる可能性があるので、少しでも体の異変を感じたら紅茶は控えたほうがいいです。
もちろんクローン病患者であれば、なおさら慎重に見極める必要があります。
おなかの不調はクローン病の不調ですからね。
ただ公式サイトに記載されている『無糖ミルクティー』の栄養成分を見てみると、参考数値ですがカフェインが100mlあたり19mgと一般的な紅茶より少ないので、個人的にはそこまで気にする必要はないかなと思いました。
乳糖に注意が必要
『無糖ミルクティー』はその名のとおり、牛乳が含まれていており、牛乳には乳糖という糖質が含まれています。
乳糖は善玉菌を増やしたり鉄分の吸収を促進させるメリットがある一方、人によってはおなかがゴロゴロしたり張ったりと、お腹に不調をきたす可能性もあります。
これは『乳糖不耐症』の方などが乳糖をうまく消化できないために起きる症状ですが、じつはクローン病患者に『乳糖不耐症』の方が多いとされており、もしかしたらクローン病と乳製品は相性が悪いのかもしれません。
さらに乳糖は腸で吸収されにくい発酵性の糖質の『FODMAP』の1つであり、牛乳やヨーグルトなどは乳糖を多く含むので『高FODMAP食品』とされています。
『FODMAP』を含む食品を摂ると、おなかの不調をきたし、下痢、便秘、おなかの膨張感などを起こす可能性があり、特に『過敏性腸症候群』で悩んでいる方が顕著にみられるらしいです。
クローン病に関していえば、『高FODMAP食品』は避けたほうがいいという記事がネットでちらほら見かけますし、おなかの不調をきたす可能性があるリスクはなるべく排除したいところなので、クローン病患者であれば『高FOD MAP食品』の摂取はなるべく避けたほうがいいのかなと個人的に思います。
といった感じで、クローン病と乳糖の相性は良くはないので、体調が悪いときや『無糖ミルクティー』を飲んでみて少しでも異変を感じたら飲まないようにしましょう。
お味のほうは?
気になる味のほうですが、めちゃくちゃおいしいです。
サッパリ飲めるのはもちろんですが、牛乳の濃厚さもほのかに感じることができるので飲みごたえもあります。
サッパリしたい、しっかり飲みたい、の良いとこどりした商品でした。
まとめ
やはり『午後の紅茶』は裏切りませんね。
めちゃくちゃおいしいです。
そしてミルクティーにしては脂質が少ないので、クローン病患者にもオススメできます。
カフェインと乳糖には気をつけてほしいので、少しでもおなかの調子が悪くなれば飲むのは控えましょう。
ぼくは大丈夫そうだったので、これからもリピートしまくっていきたいと思います。
みなさんもぜひ飲んでみてください。
これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。
今回はここまで!では!