どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回はクローン病患者であるぼくの食事風景について書いていきます。
結論から書くと、あれこれメニューを考えるより、同じメニューを食べ続けたほうが、栄養成分が一定なので楽という考えに落ち着きました。
その分食事に対する意欲は薄れますけどね・・・。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
クローン病は基本的に食べることができる食品が少ない
前段で書いたとおり、クローン病と食事は密接な関係にありまして、食事を甘く見ていると症状が悪化する可能性があります。
だから食事制限をして症状を安定させる努力をするのですがこれがとても大変です。
『低脂質・低残渣』の基本に食事制限をするのですが、スーパーやコンビニに行って、惣菜や食品のパッケージの裏面にある栄養成分を見るとだいたい、「脂質が多くて買えないなー」、となっていつもガッカリして店を出ます。
そのためクローン病患者に適した食品は、個人差はありますがだいたい同じです。
しかし適した食品の種類は多くないので、食事の楽しみである、「今日は何を食べようかなー?」ということができないです。
食欲は人間の3大欲求の1つなのに・・・正直人生の楽しみが半分くらいなくなった感じがします。
食べられる食品が限られることがメリット
食べられる食品が少ないことはものすごくストレスですが、逆をいえば食べるものが決まっているので、スムーズに食事をできることがメリットといえます。
献立を考えるとか、食べたいものがあるけど自宅から遠いスーパーにしか置いてないとか、食欲を満たすためにけっこうな労力を使ってますよね。
クローン病患者のぼくは、その労力を最小限に抑えることに成功しました。
同じスーパーに行って、毎回同じものを買って、毎日同じ食事をする、そしてできる限り調理も楽にやる、もはや作業に近いですよ。
しかし食べるものは個人的にクローン病に適しているものばかりなので、同じ食事をすることによって症状が安定する可能性が高まるし、安心して食べることができるのでメンタルにも良いです。
ちなみに食事内容は炭水化物がメインで、主に白米とうどんを食べています。
うどんに関しては味に飽きないようにいろんなスープを試しています。
このブログでもおいしいスープを紹介していますので、よければご覧いただければ嬉しいです。
ただ結局食事が楽しめないから辛い
ただこの同じ食事するという作業、なかなかできることではありません。
正直辛いです。
楽しいはずの食事が辛いって、何回も書きますが人生の半分以上を損している気がします。
ぼくもこの食事法になったのは、クローン病になって6年たった頃で、その前はガッツリ食事制限をしてなかったです。
6年たった頃から症状が悪化してきたので、しかたなく今の食事法になりました。
結局なんで同じ食事をするかというと、全ては症状を安定させるためなんです。
今のぼくは、食の楽しみよりも身の安全のほうが大事と考えているので、同じ食事をしているだけです。
まあそれでも症状が悪化するのがクローン病のやっかいなところですけどね・・・。
デメリットのほうが大きい食事法ですが、小さなメリットがぼくの健康に繋がっているので、とりあえずまだこの食事法は続けていき、やれるところまで頑張っていきたいと思います。
健康が第一!
これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。
今回はここまで!では!