鮭は脂質多いけどクローン病は食べてもいいの?栄養たっぷり鮭とクローン病の関係について書いてみた!

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クローン病

どうも!クローン病患者のこーでーです。

今回は鮭とクローン病の関係について、個人的な意見を書いていきます。

脂質は多いですが『オメガ3』が多く含むので、クローン病患者でも比較的安全に食べられる魚ですが、体調が悪いときは食べないほうが無難ということが分かりました。

クローン病とは?

本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。

クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。

そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。

食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。

それでは本文に戻ります。

鮭の栄養成分

なんの変哲もない鮭をスーパーから買ってきました。

もちろん種類によって栄養成分は異なりますが、目安としてぼくが買ってきた鮭の栄養成分を紹介します。

  • エネルギー・・・210カロリー
  • たんぱく質・・・17.4g
  • 脂質・・・・・・14.6g
  • 炭水化物・・・・2.2g
  • 食塩相当量・・・1.6g

脂質は14.6gとかなり多めですが、鮭の脂質は『不飽和脂肪酸』の『オメガ3』が豊富に含まれており、炎症を抑える効果があるといわれているので、クローン病患者でも比較的安心して摂取できます。

よく聞く『DHA・EPA』が『オメガ3』に当てはまります。

だからといって食べ過ぎてもいいというわけではなく、食べて体調を崩す可能性はゼロではないので、体調が良いときを狙って食べるようにしましょう。

ちなみに『飽和脂肪酸』という主にお肉に多く含まれている脂質もありますが、こちらは炎症を助長する可能性があるといわれているので、クローン病患者はなるべく『飽和脂肪酸』は摂取しないほうが無難です。

鮭に含まれるアスタキサンチンとは?

鮭には『オメガ3』の他に有名な栄養素があり、それは『アスタキサンチン』という栄養素です。

『アスタキサンチン』とはカロテノイドの一種なんですが、じゃあ『カロテノイド』ってなに?ってなりますよね?笑

カロテノイドとは自然界に存在する赤または黄色の色素のことで、トマトに含まれている『リコピン』も『カロテノイド』の一種ですね。

ちなみにぼくがよく『カゴメ』から発売している『野菜一日これ一本』にも『リコピン』が含まれています。

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赤といえば、鮭の身も赤いですよね。

あの赤みはアスタキサンチンによる赤みなんですよね。

鮭は白身魚なので、元々身は白くてアスタキサンチンを多く含むエサを食べることで赤くなっていくのです。

アスタキサンチンはどういう効果あるの?

ではアスタキサンチンはどういう効果があるのか。

それは『抗酸化作用』です。

活性酸素を取り除くことを抗酸化作用といいます。

活性酸素は生きるため必要な存在ではありますが、過剰摂取することで細胞などを傷つけてしまい、病気のリスクが高まったり、肌荒れの原因にもなります。

つまり抗酸化作用のあるアスタキサンチンを摂取すると、そういったリスクを軽減できて、健康的な体になったり、美肌に近づく可能性があります。

さらにアスタキサンチンには抗炎症作用もあります。

ただいろいろ調べてもクローン病の炎症を抑えるという記事が出てこないので、まだはっきりとクローン病に効果があるとはいえないかも・・・

ちなみにアスタキサンチンは1日の摂取目安は大体6〜12mgで、鮭1切れに約3mg含まれています。

たんぱく質に注意が必要

鮭はたんぱく質が多く含まれてることも有名だと思いますが、クローン病患者であればたんぱく質の過剰摂取に注意が必要です。

クローン病患者が大量にたんぱく質を摂ると異物と捉えられて免疫反応が起き、炎症を助長する可能性があり、特に症状が出ている方のたんぱく質の摂取は控えたほうがいいといわれています。

ここからは個人的な意見ですが、ぼくはそこまでたんぱく質を摂ることは気にしていません。

脂質だけでもかなり我慢しているのに、たんぱく質も我慢するとなれば食べられるものがなくなってしまい、ストレスが溜まってしまいます。

ストレスもクローン病を悪化させる原因の1つなので、たんぱく質かストレスか、どちらが嫌かといわれたらストレスのほうが嫌なので、今のところはたんぱく質を気にせず摂取しています。

もちろん体調が悪いときは控えていますよ。

鮭の皮は食べてもいいの?

鮭の皮は『コラーゲン』やビタミン類が含まれており、栄養をたくさん摂取したい方は皮ごと食べたほうといわれていますが、一方で消化がしづらいともいわれており、クローン病患者が食べるのは少しリスクがともないます。

ぼくの想像なのでこの記事を見たあとに調べてほしいのですが、おそらく消化がしづらいということで『不溶性食物繊維』が多く含まれていると考えます。

『不溶性食物繊維』を摂取すると、腸を刺激し便通を良くし排便を促す効果がありますが、腸を刺激するという働きがクローン病患者にとって悪さをしてしまい、炎症を起こす可能性があります。

このことからクローン病患者は、鮭の皮は食べないほうがいいとぼくは考えますが、正直ぼくは気にせず食べています笑、おいしいからね。

ただ食べる際は細かく噛んでから飲みこむことと、大量には食べないことは意識しています。

先ほども書いたとおり、食べることを我慢し過ぎてストレスを溜めるより、体調などを考慮して食べられそうなら食べるというのがぼくの考え方なので、無理せず食べたいと思います。

まとめ

『オメガ3』や『アスタキサンチン』など食べるメリットがありますが、タンパク質や皮などデメリットになる可能性もあるので、結局辿り着く結論は体調次第ってことになります。

個人的にはメリットのほうが大事と考えるので、これからも鮭を食べ続ける予定です、そもそもおいしいからやめられませんね。

クローン病に限らず、食事にはメリットとデメリットは付きものですので、見極めを訓練することが良い食事管理といえると思うので、ぜひみなさんも食に関する知識を蓄えてほしいなと、上から目線ですが伝えさせていただきます。

もちろんこれからもたくさん勉強していきます。

これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。

今回はここまで!では!

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