どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回はクローン病とそうめんの関係について、個人的な考えを書いていきます。
結論から書くと、そうめんは低脂質・高カロリーなので、クローン病向きな食材です。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
そうめんとは?
昔、中国から伝わった『索餅(さくもち)』が変化し、出来たのがそうめんとされています。
現在のそうめんはちゃんと定義付けされており、麺の太さが直径1.3mm未満がそうめんとされています。
ちなみにひやむぎは麺の太さが1.3mm以上1.7mm未満、うどんは麺の太さが1.7mm以上という風に、麺の太さで名前が変わるんですよね。
たしかにそうめん、ひやむぎ、うどんの原材料は、
「小麦粉、水、塩」
が基本なので区別をつけるなら太さが適切かもですね。
さらにちなむと、手で延ばして作ったのか機会で作ったのか、それによってまた違いがあります。
上記の麺の太さの基準は機械で作った場合で、手延べ麺だと麺の太さが直径1.7mm未満はそうめんとひやむぎ、どっちで呼んでもOKです。
そしてどちらかというと、手延べ麺のほうが価格が高く、コシのある食感といわれています。
それでは実際にぼくが買ったそうめんを紹介します。
『加藤産業』の『麺有楽』シリーズ『播州そうめん』
こちらが『加藤産業』の『麺有楽』シリーズ『播州そうめん』です。
スーパーで売っていたので買ってきました。
『麺有楽』シリーズ『播州そうめん』の商品説明として公式サイトには、
「充分に練り上げ、熟成させたコシが強く、のどごしのよいそうめんです。」
と記載されています。
実際に食べてみて、そうめんの命でもあるのどごしがたしかに感じられましたよ。
『麺有楽』シリーズは他にも、ひやむぎ、うどん、そばなどの商品があります。
『播州そうめん』は日本三大そうめんの1つ
播州そうめん、日本三大そうめんの1つだそうです。
パッケージに書いてある通り兵庫県のそうめんで、あの有名な『揖保乃糸』が播州そうめんです。
日本人に1番馴染みのあるそうめんですね。
ちなみに残り二大そうめんですが、奈良県の『三輪そうめん』、香川県の『小豆島そうめん』です。
香川県はそうめんも有名なんですね。
栄養成分
『麺有楽』シリーズ『播州そうめん』の栄養成分はこちらです。
- エネルギー・・・333カロリー
- たんぱく質・・・10.2g
- 脂質・・・・・・0.9g
- 炭水化物・・・・70.9g
- 食塩相当量・・・4.3g
脂質は1g切ってる、炭水化物もたっぷりある、たんぱく質も豊富、これは言うことなしですね。
ただクローン病患者の場合、たんぱく質は一気に摂りすぎると、消化する際に腸に負担がかかり炎症を起こす可能性があります。
正直ぼくはそこまで気にしてはいないですが、なにか引っかかる経験したとか、体調が良くないのであれば気をつけたほうがいいと思います。
個人的にはたんぱく質より脂質がどれくらい含まれているかが大事なので、低脂質でありさらに高カロリーのそうめんは、クローン病に適している食品とぼくは考えます。
塩分が多い
やはりそうめんは原材料に塩が入っているので、塩分がかなり多いです。
まあ茹でるとお湯に溶け出していくので、麺にそこまで塩分は残らないですけどね。
一応塩分の過剰摂取について書きますと、
塩分を摂り過ぎると高血圧の原因となり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。
最近では糖尿病の発症リスクも高まることもわかり、塩分の摂り過ぎには注意が必要ですね。
ただ塩分についても、たんぱく質と同じ考えでぼく自身はどれくらい塩分を摂取したかは気にしていません。
正直脂質で精一杯なので。
というか塩分まで気にし始めたら、かなり食べられる料理が減ってしまうので、今のところは目を瞑ってる状況です。
もちろん健康に気をつけるなら塩分の摂取量は大事ですけどね。
『グルテン』に注意
そうめんだから絶対安心とは言いきれないのがクローン病の難しいところです。
そうめんは原材料に小麦粉を使っていますが、小麦粉に含まれる『グルテン』には注意が必要です。
『グルテン』とは、小麦に含まれる栄養素の1つで、うどんのコシやパンのモチモチ感を生み出す大事な栄養素です。
しかし『グルテン』を摂取することによって、おなかの不調や倦怠感が出たり、さらに『グルテン』は消化しにくく、腸に張り付いて異物となってしまい、結果的に炎症を起こす可能性があります。
炎症を起こす可能性があるってことは、クローン病患者は摂取を控えたほうがいいと、おのずと考えることができますね。
まあうどんよりかはリスクは少ないとは思いますが、そうめんはのどごしがいいので噛まずにズルズルと食べちゃえますよね。
それだと怖いのでちゃんと噛んで食べるようにしましょう。
そうめん実食開始
それでは調理開始!
まぁただ茹でるだけなんですけどね。
茹でたあとはしっかり水で締める、これはちゃんとやったほうが美味しいし、やらないとあまり美味しくない気がします。
今回は冷たいそうめんで食べます。
めんつゆで食べるのもありですが今回はこちらで。
『ミツカン』から発売している『冷やし中華のつゆ しょうゆ』で食べます!
これおいしいんですよ。
脂質は100mlあたり2.4gでめんつゆに比べたら多いですが、使い過ぎなければ脂質を抑えられるし、これぐらいならぼくは許容範囲ですね。
すいませんなんか汚い写真で・・・
とりあえずネギも乗せてみました。
それでは一口。
おいしい!
冷やし中華のつゆと合います!違和感なく冷やし中華みたいに食べられます。これはいい発見をしました。
多分そうめんは何にでも合う気がしてきた。今度違うつゆで試してみようかな。
まとめ
そうめんのまとめは以下の通りです。
- そうめんは低脂質高カロリーなのでクローン病患者にとっては強い味方。
- 『グルテン』には注意が必要
- 茹でた後はちゃんと水で締める。締めないとあまり美味しくない。
- 冷やし中華のつゆと合う、他のつゆも合う可能性がある。
僕は体調悪い時や食欲ない時はそうめんに何度も助けられました。クローン病患者にとって体もそうだけど、安心して食べられるというメンタル的にも良い食品だと思います。
これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。
以上そうめんの紹介でした!では!