どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回は『コープ生協』から発売している『ビーフカレー』を紹介します。
簡単にぼくが思う、『ビーフカレー』の特徴と要点を紹介します。
- 脂質が4.3gとレトルトカレーにしては少なめ。
- 牛肉は炎症を助長する『飽和脂肪酸』が多く含まれている。
- 辛みの摂取は腸を刺激して炎症を起こす可能性があるが、そこまで辛くないので個人的にはあまり気にしていない。
- 具がゴロっと入っていて食べ応えがあるし、本格的な味でおいしい。
詳しくはこのあとの文に書いていますので、気になる方はご覧いただければ嬉しいです。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
『コープ生協』の『ビーフカレー』
こちらが『コープ生協』から発売している『ビーフカレー』です。
『ビーフカレー』の商品説明として公式サイトには、
「ビーフとローストオニオンの旨み。バターとビーフエキスでコクのあるまろやかな味わいに仕上げました。じゃがいも、にんじん、牛肉の具材入り。」
と記載されています。
まろやかと記載があるとおり、中辛にしてはそこまで辛くないと感じました。
『ビーフカレー』の作り方は、袋のまま熱湯の中に入れ5〜6分沸騰させる、または深めの容器に中身を移し、ラップをかけて600wの電子レンジで1分半温めるです。
鍋を用意して湯煎するより、電子レンジで温めたほうが手軽で早く出来上がるので、ぼくは電子レンジで温めることをオススメしてます。
このブログでは、クローン病でも食べられる可能性がある、低脂質レトルトカレーをまとめた記事を作成しましたので、気になる方はご覧いただければ嬉しいです。
栄養成分
『ビーフカレー』1袋(180g)あたりの栄養成分はこちらです。
- エネルギー・・・137カロリー
- たんぱく質・・・5.6g
- 脂質・・・・・・4.3g
- 炭水化物・・・・18.9g
- 食塩相当量・・・1.9g
レトルトカレーで有名な『大塚食品』から発売している『ボンカレーゴールド中辛』1袋あたりの脂質6.5gなので、レトルトカレーにしては脂質が少ないほうだと個人的には思います。
まあ人によっては多い少ないのラインは違うと思うので参考までに。
アレルギー物質は
「乳成分、小麦、牛肉、大豆、鶏肉、豚肉、りんご、ごま」
なので当てはまる方は注意してください。
『飽和脂肪酸』には注意が必要
レトルトカレーのなかでは脂質が少ないほうではありますが、お肉が使われているということでやはり注意する点があります。
お肉は『飽和脂肪酸』という脂質が多く含まれています。
クローン病患者が『飽和脂肪酸』を摂取すると、腸が刺激され炎症を助長してしまう可能性があるといわれています。
だからお肉を食べることは控えたほうがいいですが、今回紹介する『ビーフカレー』であれば、個人的には体調が良ければ食べてもいいかなって考えです。
逆に体調が少しでも悪いときは食べちゃダメです。
もちろん脂質はエネルギー源になるのである程度は必要なのですが、クローン病患者は脂質を控えることが症状を落ち着かせる第1歩なので、エネルギーは炭水化物から補給するのが基本的な食事になります。
脂質を我慢すると今まで食べられていた料理がほとんど食べられなくなるので辛いと思いますが、自分の体を守るためにも食事制限はしっかりしていきましょうね。
香辛料には注意が必要
カレーといえば香辛料を使用していますが、クローン病患者とって香辛料の摂取は注意が必要です。
香辛料を摂取すると、胃腸を刺激して粘膜を傷つけたり、腸の蠕動運動が激しくなり下痢の起こす原因にもなります。
最悪炎症を起こす可能性もあり、クローン病患者はできれば控えたい原材料です。
ぼくもなるべく香辛料の摂取は控えていますが、ピリ辛くらいなら食べちゃいます。
ただそれも体調が万全な状態なときしか食べないので、少しでも体調に不安であれば食べることはやめたほうが無難ですね。
お味のほうは?
ちょっと爆発してお皿が汚くなってしまいました。
気になるお味ですが、けっこう本格的な味がしておいしかったです。
なにをもって本格的といっているのか自分でも分かりませんが、とにかくおいしいです。
しかも具材がゴロッと大きく入っているのもポイント高いです。
そして意外にも辛くないので刺激は少ないかもしれませんね。
まとめ
レトルトカレーにしては脂質は少なめですが香辛料は含まれているので、クローン病患者が食べるときは体調の良いときに食べるようにしましょう。
脂質は少ないですが、お肉に含まれている『飽和脂肪酸』は炎症を助長する可能性があるので、やはり体調が良いときに食べたほうがいいですね。
味に関しては本格的でおいしく、具材もゴロッと大きく入っているので満足感は十分得られます。
中辛ですがそこまで辛くはないので、注意は必要ですがクローン病患者には朗報ですね。
クローン病患者はなかなかカレーを食べる機会は少ないので、このようなギリギリ食べられそうな商品をうまく活用していきましょう。
以上、『コープ生協』から発売している『ビーフカレー』の紹介でした。
これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。
今回はここまで!では!