1日の半分の野菜が摂れるレトルトカレーが低脂質でうまい!クローン病的には根菜の食物繊維が気になるかも【S&B】

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低脂質商品

どうも!クローン病患者のこーでーです。

今回は『エスビー食品』から発売している『スパ×ベジ』シリーズ『かぼちゃと根菜のカレー』を紹介します。

簡単にぼくが思う、『かぼちゃと根菜のカレー』の特徴と要点を紹介します。

  • 1個あたり脂質4.5gとレトルトカレーのなかでは低脂質。
  • 1/2日分と記載されてるとおり、野菜がめちゃくちゃ入ってる。
  • 小麦粉に含まれる『グルテン』は腸に負担になる可能性が高い。
  • 辛みは少ないがスパイスは効いているので注意が必要。
  • 具材に根菜類が入っているので腸に狭窄がある方は詰まる可能性がある。
  • 本格的なカレーの風味が野菜たちとマッチしてめちゃくちゃおいしい。

詳しくはこのあとの文に書いていますので、気になる方はご覧いただければ嬉しいです。

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クローン病とは?

本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。

クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。

そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。

食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。

それでは本文に戻ります。

『スパ×ベジ』シリーズ『かぼちゃと根菜のカレー』

こちらが『エスビー食品』から発売している『スパ×ベジ』シリーズ『かぼちゃと根菜のカレー』です。

箱のなかには1つのパックが入っており、価格はだいたい200円です。


『かぼちゃと根菜のカレー』を


『かぼちゃと根菜のカレー』の商品説明として公式サイトには、

「食べごたえのあるかぼちゃやれんこん、にんじんにクミンシードのアクセント。シナモンやコリアンダーで野菜のおいしさを引き出しました。」

と記載されています。

実際食べてみると野菜たっぷりなのはもちろんですが、スパイスの風味がほかのレトルトカレーよりも強いかもと感じました。

ちなみに野菜1日分はどれくらいかというと、厚生労働省によると野菜350gが1日分だそうで、目安は小鉢サイズのお皿が5皿分くらいの野菜とかなり食べなければいけません。

そう考えるとカレーを1回食べるだけで1/2日分の野菜を摂ることができるのは助かりますね。

栄養成分

『かぼちゃと根菜のカレー』1個あたりの栄養成分はこちらです。

  • エネルギー・・・147カロリー
  • たんぱく質・・・2.7g
  • 脂質・・・・・・4.5g
  • 炭水化物・・・・23.8g
  • 食塩相当量・・・2.8g

レトルトカレーにしては脂質は少なめですね。

参考までに、レトルトカレーで有名な『大塚食品』から発売されている『ボンカレーゴールド中辛』1袋(180g)あたり脂質は6.5gなので、『かぼちゃと根菜のカレー』の脂質の少なさがわかりますね。

アレルギー物質は、

「小麦、大豆、豚肉」

なので当てはまる方は注意してください。

小麦粉に含まれる『グルテン』に注意が必要

『かぼちゃと根菜のカレー』やカレールーの原材料をみると、ほとんどに小麦粉が使われております。

これは主にとろみをつけるために入ってるのですが、クローン病患者はその小麦粉に含まれる『グルテン』に注意をする必要があります。

『グルテン』とはたんぱく質の集まりであり、うどんのコシやパンのモチモチ感を生み出す大事な栄養素です。

しかし『グルテン』を摂取することによって、おなかの不調や倦怠感が出たり、さらに『グルテン』は消化しにくく、腸に張り付いて異物となってしまい、結果的に炎症を起こす可能性があります。

炎症を起こす可能性があるってことは、クローン病患者は摂取を控えたほうがいいと、おのずと考えることができますね。

さらに小麦粉は『高FODMAP食品』といわれており、おなかへ不調をきたしやすい食材です。

そもそも『FODMAP(フォドマップ)』とは、発酵性の糖質の総称で、これを摂りすぎると腸が過敏になって、便秘や下痢を起こす可能性があります。

小麦粉はこの『FODMAP』が多く含まれてることから『高FODMAP食品』といわれています。

このように小麦粉はクローン病向きな食材ではないことがわかりますが、個人的には小麦粉を食べて体調が悪くなった経験がないので、そこまで気にせずにパンやうどんを食べています。

もちろん体調が悪いときは食べてないし、小麦粉を食べて体調を悪くする方もいると思うので、食べていいかどうかの見極めは慎重にお願いしたいです。

カレーの香辛料に注意が必要

カレーといえば香辛料を使用していますが、クローン病患者とって香辛料の摂取は注意が必要です。

香辛料を摂取すると、胃腸を刺激して粘膜を傷つけたり、腸の蠕動運動が激しくなり下痢の起こす原因にもなります。

最悪炎症を起こす可能性もあり、クローン病患者はできれば控えたい原材料です。

ぼくもなるべく香辛料の摂取は控えていますが、ピリ辛くらいなら食べちゃいます。

今回紹介している『かぼちゃと根菜のカレー』は中辛ですが、食べてみるとそこまで辛くはありませんでした。

ただ辛くなくても体調が万全な状態なときしか食べないので、少しでも体調に不安であれば食べることはやめたほうが無難ですね。

根菜も注意が必要

『かぼちゃと根菜のカレー』は商品名とおり、レンコンなどの根菜が多く入っていますが、その根菜はたくさんの食物繊維が含んでおり、そのなかでも『不溶性食物繊維』が豊富です。

『不溶性食物繊維』とは、その名のとおり水には溶けない食物繊維で、胃や腸で水分を吸収して膨らむことで腸を刺激して蠕動運動を活発にし、排便を促す効果があります。

良い効果なのにクローン病患者はなぜ気になるかというと、腸に刺激を与えることで炎症を起こす可能性があるからです。

基本的にクローン病患者は刺激を与えるものは控えたほうがいいので、『不溶性食物繊維』も控えたほうがいいです。

個人的には具材が細かくなって入っているなら根菜でも食べちゃいますが、『かぼちゃと根菜のカレー』はありがたいことにゴロッと根菜が入っています。

だからクローン病の調子が悪いときは食べないほうが無難ですね、今回ぼくは調子が良いので食べますけども。

お味のほうは?

味はシンプルにおいしいです。

香辛料の香りがあるので本格的なカレーに感じるし、かといって辛みがそこまでないので、クローン病患者的には嬉しい味です。

なにより野菜がゴロッと入っているので食べ応えがすごいです。

野菜が苦手な方でも食べられる味だし、野菜を食べているという満足感もあるので、心と体の健康に良いレトルトカレーでした。

まとめ

野菜をたくさん食べられるし香辛料の香りが良くておいしいカレーなのですが、小麦粉に含まれる『グルテン』、辛み成分、根菜の『不溶性食物繊維』を考えたら、やはりクローン病患者的には不向きな商品かなと感じしました。

自分の体調は万全だと確信が持てたら食べるようにしましょう。

ただ脂質はレトルトカレーにしては少なめなので、その点はクローン病患者的にありがたいです。

味に関しても間違いなくおいしいので気になった方はぜひお試しあれ。

この記事を見て『かぼちゃと根菜のカレー』が気になった方は、下のリンクからチェックしてみてくださいね。


『かぼちゃと根菜のカレー』を


以上、『エスビー食品』から発売している『スパ×ベジ』シリーズ『かぼちゃと根菜のカレー』の紹介でした。

これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。

今回はここまで!では!

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