どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回は今回は『戸田久』の『もりおか冷麺 梅』を紹介します。
サッパリとした味わいでおいしかったです。
脂質は少ないのでクローン病的にはありがたいですが、麺がかなりモチモチでコシのある食感なので、食べる際はちゃんと噛んで食べるようにしましょう。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
『戸田久』の『もりおか冷麺』
こちらが『戸田久』で発売している『もりおか冷麺』です。
1袋に2人前入っており、価格はだいたい350円です。
戸田久もりおか冷麺2食×10入(スープ付)
価格:3,240円(税込、送料別) (2023/12/30時点)
『もりおか冷麺』の商品説明として公式サイトには、
「弾力に富んだ、コシの強い。なめらかな麺。深いコクのある肉スープと、ピリッと辛いキムチたれ。独特の食感と複雑なうまみがおります豊かな味わいのハーモニーをお楽しみください。」
と記載されています。
たしかに麺の食感はかなり弾力があったので、しっかり噛んで食べないと消化しづらそうだなと思いました。
ちなみに『もりおか冷麺』とは、岩手県の県庁所在地である盛岡市の名物で、『わんこそば』と『じゃじゃ麺』と並び『盛岡三大麺』といわれております。
そして『戸田久』はその岩手県にある会社で、『もりおか冷麺』や『じゃじゃ麺』などの麺類を販売しており、公式ショップや『楽天市場』で購入できます。
栄養成分
『もりおか冷麺』1食あたりの栄養成分はこちらです。
- エネルギー・・・425カロリー
- たんぱく質・・・7.4g
- 脂質・・・・・・1.2g
- 炭水化物・・・・94.5g
- 食塩相当量・・・7.9g
かなり脂質は少ないですね。これならクローン病患者でも安心です。
そしてカロリーは高いので、なおさらクローン病患者に良いですね。
低脂質高エネルギーはクローン病の理想の食事ですからね。
塩分がかなり多い
『もりおか冷麺』1食あたりの塩分が7.9gとかなり多いです。
厚生労働省による1日の塩分摂取量の基準は、成人で男性は7.5g、女性は6.5gなので、1食で1日分を超える塩分を摂取することになります。
塩分を摂り過ぎると高血圧の原因となり、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。
最近では糖尿病の発症リスクも高まることもわかり、塩分の摂り過ぎには注意が必要ですね。
ここからは個人的な考えですが、ぼく自身はそこまで塩分を気にしてはいません。
正直脂質を気にするのに精一杯で、塩分まで気にしちゃうと食べられるものがさらに少なくなってしまいます。
塩分を摂りすぎて体調悪くなったという経験が今のところはないので、塩分は気にせず摂取するつもりです。
まあ最悪もったいないけどスープを飲まなければある程度は塩分摂取量を控えることができると思います。
小麦粉の『グルテン』は注意が必要
『もりおか冷麺』の麺には小麦粉が使われています。
そして小麦粉には『グルテン』という成分が含まれています。
『グルテン』とは、小麦に含まれる栄養素の1つで、うどんのコシやパンのモチモチ感を生み出す大事な栄養素です。
しかし『グルテン』を摂取することによって、おなかの不調や倦怠感が出たり、さらに『グルテン』は消化しにくく、腸に張り付いて異物となってしまい、結果的に炎症を起こす可能性があります。
炎症を起こす可能性があるってことは、クローン病患者は摂取を控えたほうがいいと、おのずと考えることができますね。
さらにでん粉が含まれているおかげか、『もりおか冷麺』はうどんよりもかなり弾力のある食感なので、食べる際はよく噛んで食べるようにしましょう。
『加工でん粉』とは?
そして『もりおか冷麺』の原材料には『加工でん粉』も含まれています。
『加工でん粉』とは、でん粉を物理的や科学的に加工したでん粉の総称で、さまざまな食品添加物が含まれています。
そしてそのなかに含まれる一部の食品添加を摂取すると、発ガンの可能性があるとされています。
欧州では乳幼児向けの食品は、『加工でん粉』の使用量を制限しているほどです。
しかし『加工でん粉』は多くの食品に使用されており、なかなか避けることが難しいです。
しかも食品添加物の多い食品はクローン病の発症率を高めるといった研究結果もあるため、出来れば『加工でん粉』の摂取を避けたいところです。
まぁみんなが当てはまるかといわれたら、そうではないと思いますが。
だから無理に「『加工でん粉』が含まれているから食べない!」ではなく、こういうものと知ることが大事で、そのうえで自分の体調を見極めて摂るか摂らないかを決めていくのがいいと思います。
作って食べてみた
それではもりおか冷麺作っていきますかー。
といっても茹でるだけですけど。
見るからにコシがありそうな麺です。
茹でた麺に付属のスープの素と、キムチのタレをほんの少し。
辛いの苦手だけど少しなら大丈夫なはず。
水を入れて完成。
具があればもっと美味しそうに見えるけど、今回は麺だけで。
それではもりおか冷麺いただきます。
さっぱりおいしい!でもめちゃくちゃ辛いわこれ!
酸味のあるスープとツルツルの麺でとてもおいしいのですが、ほんの少し入れただけのキムチのタレがすごく辛い・・・
クローン病患者はキムチのタレは入れないほうがいいですよ・・・
まあその辛さも食欲をかき立てられるので悪くはないですね。
まとめ
今回の記事のまとめは以下のとおりです。
- もりおか冷麺は岩手県盛岡市の名物。
- 脂質は1.2gとかなり少ない。
- 1食あたりの塩分が多い。
- 小麦粉に含まれている『グルテン』に注意
- 酸味のあるスープとツルツルの麺でおいしいけど、めちゃくちゃ辛い。
焼肉屋とかにいかないとなかなか食べられない冷麺を、自宅で食べられるのはいいですよね。
クローン病患者にとって割と安心して食べられる料理ですが、コシがあるのでちゃんと噛んで食べた方がよさそうです。
暑い夏の日、冷麺はクローン病患者にとって味方になる料理になりそうですね。
これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。
今回はここまで!では!