クローン病はさつまいもを食べてもいいの?ついでにおいしい焼き芋屋に行ってみた!【芋ぴっぴ】

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クローン病

どうも!クローン病患者のこーでーです。

今回はさつまいもとクローン病の関係について、個人的な考えを書いていきます。

結論から書くと、『不溶性食物繊維』が多く含まれているさつまいもは、クローン病と相性が悪いので食べることは控えたほうがいいです。

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クローン病とは?

本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。

クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。

そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。

食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。

それでは本文に戻ります。

はじめにおいしい焼き芋屋『芋ぴっぴ』を紹介

さつまいもについて紹介するにあたり、ぼくがおいしい焼き芋屋『芋ぴつぴ』に行った話を少ししますね。

先に結論でさつまいもは食べないほうがいいって書いたのに、焼き芋屋に行くのはどうかと思いますが、どうしても食べたかったので行ってしまいました!

『芋ぴつぴ』は愛媛県を中心に全国展開している焼き芋専門店で、3ヶ月間熟成し糖度50度以上ある『極密熟成焼き芋』や、クリーム大福の上に錦糸のような太さ1mmの紫芋を乗せた『紫雲』など、メディアで取り上げられるくらい人気な焼き芋専門店です。

ぼくは『極密熟成焼き芋』を注文しました。

気になるお味ですが、蜜がたくさん入っているからか、ねっとりした食感とスイートポテトなのかと思うくらい甘くて、まさに極密でおいしかったです。

人気な理由もうなずけます。

さつまいもの栄養成分

ここからが本題ですが、クローン病患者はさつまいもを食べても大丈夫なのかということを、個人的な考えで書いていきます。

まずは一般的なさつまいも100gあたりの栄養成分を見ていきましょう。

エネルギー・・・131カロリー

たんぱく質・・・1.2g

脂質・・・・・・0.2g

炭水化物・・・・32g

クローン病に深く関係する脂質の数値は少ないので、脂質に関しては大丈夫そうですね。

さらに炭水化物も多く含まれているので、炭水化物中心の食事が索求められるクローン病患者にこれまたピッタリですね。

じゃあさつまいもはクローン病と相性が良い食材なんだ、と考えるのはちょっと早いかもしれません。

『不溶性食物繊維』が豊富だから注意が必要

さきほど、さつまいもは炭水化物が豊富と書きましたが、そのなかの食物繊維も多く含まれており、さらにそのなかでも『不溶性食物繊維』が多く含まれているんですよね。

『不溶性食物繊維』は名前のとおり、水に溶けない食物繊維であり、腸を刺激して蠕動運動を活発にしたり、善玉菌のエサとなっておなかの調子を整えたりと、摂取が推奨されている栄養素です。

しかし腸を刺激するという効果がクローン病患者には悪さを働いてしまい、炎症を起こす可能性があるいわれているので、クローン病患者は『不溶性食物繊維』の摂取を控えたほうが無難なのです。

さらにさつまいもは『不溶性食物繊維』の多く含まれていることで消化が遅く、クローン病患者などで腸に狭窄(狭くなっている)部分がある方は詰まる可能性があり、最悪の場合は腸閉塞になって大変な事態が起きます。

もちろん体調によってはそうならないこともありますが、他の食材よりリスクが高いことは頭に入れておいたほうがいいです。

ビタミンCも豊富に含まれている

さつまいもは食物繊維以外にもビタミンCも含まれている食材です。

ビタミンCを摂取すると、コラーゲンの合成、免疫力の向上、抗酸化作用など様々な効果があり、生きていくうえで必要不可欠な栄養素です。

ただとくにビタミンCを摂取するとクローン病に良い影響を与えますということは、調べても出てこなかったので不明です。

しかしクローン患者が不足しがちである鉄分と一緒に接種すると吸収率が向上するので、個人的には意識してビタミンCを摂取するようにしています。

個人的な経験ですが、鉄分を意識して摂取し始めたら、クローン病の症状である倦怠感を軽減できたので、もし同じ悩みを持つ方がいらっしゃれば参考になれば嬉しいです。

さつまいもの皮も栄養満点だけど消化しにくい

みなさんはさつまいもの皮は食べる派ですか?食べない派ですか?

ぼくはクローン病になる前までは、さつまいもの皮まで食べていたのですが、多分想像できるかと思いますが、さつまいもの皮は消化がよくないので、クローン病になってからさつまいもの皮は食べていません。

まあそもそもさつまいもそのものは食べてないですけどね・・・『芋ぴっぴ』行ったぼくがいうセリフではないですけど・・・

しかしさつまいもの皮は『ポリフェノール』の一種である『クロロゲン酸』や『アントシアニン』など栄養がけっこうあるんですよね。

『ポリフェノール』そのものは活性酸素を取り除き、生活習慣病などを予防する抗酸化作用がありますが、『クロロゲン酸』は糖の吸収をおだやかする、『アントシアニン』は目の疲れや不調を改善する、といった効果がそれぞれあります。

さつまいもの皮は好き嫌いが分かれる部分かと思うし、体調によって食べないほうがいいときもありますが、栄養面から考えるなら食べたほうがいいなと思いました。

まとめ

これらのことから、正直さつまいもとクローン病は相性が悪いかなと個人的な思いました。

やはり消化のしやすさは、脂質と同じくらい気をつけたいポイントなので、消化しにくいさつまいもは食べないほうが無難かと思います。

といいつつぼくはめちゃくちゃおいしい焼き芋を食べていますが、体調が良くて腸に狭窄がない場合は、自己判断になってしまいますが食べてもいいと個人的には思います。

ただどれだけ体調が良くてもリスクはあるので、食べる量は少なめにするなど注意して食べるようにしてくださいね。

ちなみに今回は食べてもその後は体調を崩すことはありませんでした。

これからも低脂質商品やぼくのオススメ商品、クローン病に関することなどを記事にしますので、気になる記事があれば読んでいただければ嬉しいです。

今回の記事はここまで!では!

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