クローン病が食べられそうなノンフライ麺カップラーメンを紹介

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クローン病

どうも!クローン病患者のこーでーです。

今回はクローン病とカップラーメンの関係について書きます。

基本的にクローン病患者はカップラーメンはNGですが、ノンフライ麺であれば脂質も少なめなので、そういったカップラーメンを選ぶと食べられる可能性があります。

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クローン病とは?

本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。

クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。

そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。

食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。

それでは本文に戻ります。

基本的にカップラーメンはNG

クローン病患者でカップラーメンを食べている方は少ないと思います。

カップラーメンは基本的に脂質が多いです。

だいたいのカップラーメンは脂質が10g以上だし、1桁だから大丈夫かと思いきや8gや9gと結局多いと、クローン病患者からすると食べることに命を賭けるくらいの覚悟が必要です。

ちょっと言いすぎたかもしれませんが、実際症状が酷くなれば命に関わりますからね、あながち間違いではないです。

あとは中華麺に限りますが、『かんすい』という原材料もクローン病的には不向きです。

『かんすい』とは、中華麺の風味やコシをだすために必要不可欠な添加物で、中華麺の色も『かんすい』によって出来る色です。

その『かんすい』ですが、摂取をすると下痢を起こしたり、腸を刺激して炎症を起こす可能性があり、クローン病患者は摂取を控えたほうがいいといわれています。

ただ調べてみると、体に悪い『かんすい』は昔の話で、今は厳しい審査を乗り越えてるから品質も体にも安全らしいので、もしかしたらそこまでおなかに影響はないかもしれません。

だとしてもリスクは少ないほうがいいのがクローン病の鉄則なので、安全かもですが控えたほうが無難ですね。

脂質が多い原因は揚げた麺

カップラーメンが脂質が多い原因は、『油揚げ麺』です。

その名のとおり油で揚げた麺ですが、油で揚げることで水分が飛んで保存できる期間が長くなります。

そして麺を油で揚げることによって、麺の主原料であるでんぷんが『α化』がおきて、そのおかげでお湯を入れて3分で食べられるようになります。

『α化』は簡単にいえば消化しやすいでんぷんにすることです。

という感じで『油揚げ麺』はカップラーメンに必要不可欠なのはわかりましたが、クローン病患者にとっては脂質を多くしてる原因なので複雑な気持ちです。

そのほかにもスープや具材も脂質を多くしている要因なので、カップラーメンは脂質が多い原材料の集合体なんですよね。

クローン病なら『ノンフライ麺』を食べよう

ここまでクローン病患者はカップラーメン食べないほうがいいよと書いてきましたが、もしかしたら食べられる可能性があるかもしれません。

それは『ノンフライ麺』のカップラーメンです。

こちらもその名のとおり油で揚げていない麺で、熱風で乾燥させることによって水分を飛ばして保存できる状態します。

『ノンフライ麺』を使用することで『油揚げ麺』より脂質を抑えることができ、商品によりますが半分以上は脂質を抑えることができます。

だからといってクローン病患者が全ての『ノンフライ麺』のカップラーメンを食べられるわけではないのでご注意を。

『ノンフライ麺』を使用したカップラーメン

では『ノンフライ麺』を使用したカップラーメンはなんなのか、いくつか紹介しましょう。

『日清食品』の『麺職人』シリーズ

『日清食品』『麺職人』シリーズです。

全粒粉が入っている『ごちそうノンフライ麺』(公式サイト参考)

が特徴で、定番の『丸鶏ガラ醤油』の脂質は5.2gです。

『東洋水産(マルちゃん)』の『麺づくり』シリーズ

『東洋水産(マルちゃん)』『麺づくり』シリーズです。

「フタをあければ本格系、つるっとなめらか麺×香り立ちスープ」(公式サイト参考)

が特徴で、定番の『鶏ガラ醤油』の脂質は5.3gです。

『テーブルマーク』の『ホームラン軒』シリーズ

『テーブルマーク』『ホームラン軒』シリーズです。

「冷凍うどんで培ったテーブルマークならではの技術により、つるみとコシがある「うまい!」麺」(公式サイト参考)

が特徴で、定番の『鶏ガラ醤油』の脂質は3.8gです。

『イオン』の『トップバリュ』カップラーメンシリーズ

『イオン』のプライベートブランドである『トップバリュ』カップラーメンシリーズです。

プライベートブランドだから出せる価格の安さがあり、定番の『しょうゆラーメン』の脂質が1gとカップラーメンとは思えないくらい少ないです。

まとめ

やはり『ノンフライ麺』を使用したカップラーメンは脂質が少ないですね。

とはいえ人によって脂質が5g前後は多いと感じる方はいらっしゃると思います。

ぼく自身は食べてもいいかなと思える脂質ですが、体調が悪いときはもちろん食べません。

結局は脂質がどれだけ少なくても体調が悪いときは食べないほうが無難です。

ただクローン病患者がカップラーメンを食べられる可能性があるだけでも、個人的には救いを感じます。

とにかく無理をしない、毎日食べないことを意識して『ノンフライ麺』のカップラーメンに挑戦してはいかがでしょうか。

今回はここまで!では!

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