どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回はひきわり納豆について書いていきます。
前は大粒のなっとうを食べたあと、なんだか体調がパッとしなかったのですが、ひきわり納豆にしてからはそれがなくなりました。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
納は食物繊維が多い
健康のために納豆を食べたいけど、納豆とクローン病は少し相性が悪いです。
納豆は食物繊維が豊富で、とくに『不溶性食物繊維』が多く含まれています。
『不溶性食物繊維』を摂取すると、腸に刺激を与えて動きを活発にするので便秘の方には効果がある栄養素ですが、反面その刺激がクローン病患者であれば炎症を起こす可能性があるし、膨れて腸に詰まる可能性もあるので控えたほうがいいとされています。
『FODMAP』を多く含んでいる
そして『FODMAP』も多く含んでいることもクローン病との相性を悪くしています。
『FODMAP』とは、腸で吸収しにくい発酵性の糖質のことで、『FODMAP』が多く含まれる食材は、
「にんにく、パン、牛乳」
などで、納豆も『FODMAP』が多く含まれているといわれています。
『FODMAP』を多く摂るとおなかの不調をきたし、下痢や便秘などを起こす可能性があります。
特に『過敏性腸症候群』で悩んでいる方が顕著にみられるらしいです。
しかも人によって、これを食べたらおなかの不調をきたす食品が違うのもやっかいなところで、牛乳を飲んでも平気な方もいれば、飲んだらすぐおなか下す方もいるので、自分が何を食べたらダメかを知ることが大事になっていきます。
納豆を食べて調子が悪くなった
相性が悪いのはわかってたのですが、栄養たっぷりなので納豆を食べていたときがありました。
そのときは小粒サイズの納豆を食べていました。
しかし食べ始めてから3日たったくらいですかね、おなかが張るというか膨張感があってだんだんと体調が悪くなっていきました。
こんなにわかりやすく症状が出るのかと思うくらい、納豆のせいだなって感じました。
もしかしたら納豆の『FODMAP』とぼくの腸の相性がかなり悪かったかもですね・・・
そこから納豆を食べることをやめたら、段々と調子を戻っていきました。
もちろん食べても平気なクローン病患者はいらっしゃると思いますけどね。
ひきわり納豆の可能性
「ぼくの体は納豆と相性が悪いから食べられない」
と思っていましたが、まだ希望は残っていました。
それはひきわり納豆です。
納豆のなかでは粒が1番細かくなっているので消化はしやすいです。
もちろん『不溶性食物繊維』や『FODMAP』は含まれていますが、消化の負担に関してはひきわり納豆のほうが少ないので、クローン病患者が納豆を食べるならひきわり納豆がオススメです。
クローン病患者がひきわり納豆を食べた結果は?
ということでひきわり納豆にチャレンジしてみました。
また体調悪くなるのかなと不安でしたが、今のところひきわり納豆を食べてから体調を崩してはいません。
これは納豆問題を解決できたかも・・・?
いちおう徐々に慣らそうということで、
- 1日にひきわり納豆は1個まで
- 毎日は食べない
を実践したので完全に解決したわけではないですが、納豆に対する不安は少し軽減できました。
まとめ
ということでクローン病患者からひきわり納豆がオススメと書きましたが、ぼくも最初からひきわり納豆を食べるべきでしたよね・・・
ぼく自身、納豆はひきわりより粒のほうが好きだったのでひきわりは避けていましたが、クローン病になったからにはある程度食事はあきらめなければいけませんので、今後は避けていたひきわり納豆を食べていきたいと思います。
まあひきわり納豆もふつうにおいしかったからとくに問題はないですけどね。
今回は納豆について書きましたが、とにかくクローン病患者に向いている食材は消化の負担が少なさが大事なので、細かくすることや柔らかくすることを意識するのは大事なことです。
工夫をすることで納豆でも食べられるかもしれませんからね。
ただ体調が悪いときはまずは体を休めることを優先しましょうね。
みなさんも工夫して楽しい納豆生活を楽しみましょう。
今回はここまで!では!