どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回はクローン病患者は『カフェイン』を摂ってもいいのか?について書いていきます。
そこまで摂る機会少ない栄養素だと思いますが、ぼくみたいにコーヒーが好きな方であれば気になるところだと思うので、ぼく自身も勉強のために一緒にみていきましょう。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
『カフェイン』の効果は?
『カフェイン』の効果は主に、
- 目を覚ます効果
- 利尿効果
- 脂肪燃焼効果
などがあります。
『カフェイン』が摂取してから血液にいかないと効果があらわれず、それが30分〜1時間くらいかかるので、眠いからといってコーヒーなどを飲んでもすぐに目を覚ますことはないといわれています。
そして筋トレ前に『カフェイン』の摂取が効果的といわれており、摂取することで『アドレナリン』が分泌され、モチベーションを高めたり疲労を軽減したりと、結果的に運動パフォーマンスの向上が期待です。
実際に筋トレユーチューバーが筋トレ前に『カフェイン』を摂取しているところを見るので、効果はあるのかなと個人的に思います。
筋トレ前の摂取タイミングは、先ほど書いたとおり『カフェイン』が血液に行くまでに30分前〜1時間なので、こちらを目安に摂取タイミングを決めてもいいかなと思います。
『カフェイン』の1日の摂取量は?
国や機関によって1日の摂取量は違うので目安になってしまうのですが、『カフェイン』は成人で400mgが1日の摂取量となります。
これだとイメージしづらいので、100mlあたりの『カフェイン』の量を書いていきます。
- コーヒー・・・・・60mg
- 緑茶・・・・・・・20mg
- 紅茶・・・・・・・30mg
- コーラ・・・・・・6mg
- レッドブル・・・・30mg
やはりコーヒーは『カフェイン』が多く含まれており、1日であれば3杯が飲める目安といわれています。
それでも一気に『カフェイン』を摂取することは危険なので控えるようにしましょうといいたいのですが、筋トレ前に『カフェイン』を摂取する場合は、体重×3〜6mgの摂取量といわれており、けっこう多いんですよね。
『カフェイン』の含有量の多いコーヒーですら筋トレ前の摂取量に及ばないので、筋トレユーチューバーなどはサプリで『カフェイン』を摂取している光景をよく見かけますね。
ただいきなり大量の『カフェイン』の摂取はさすがにオススメできないので、徐々に摂取に慣れてから量を増やしていくことが大事だなと個人的に思います。
『カフェイン』のデメリット
さきほどは『カフェイン』はどういう効果があるか書きましたが、それらの裏を返せばデメリットとして捉えることもできます。
『目を覚ます効果』は夜に眠られなくなるし、『利尿効果』は単純にトイレの回数が増えるし、あくまで可能性の話ですが。
そしてミネラルの吸収を阻害する効果もあり、クローン病患者が不足しがちな鉄分の吸収を阻害し、貧血や倦怠感を起こす可能性もあるので摂取は注意が必要です。
さらに過剰摂取によって胃腸を働きが激しくなり、下痢を起こす可能性もありますが、もっと怖いのがカフェイン中毒になることです。
カフェイン中毒になると、下痢、胸の痛み、頭痛、吐き気、痙攣などがあり、最悪の場合は死に至るケースもあるので、短期間で大量のカフェインの摂取は本当に注意が必要です。
さきほど筋トレユーチューバーはサプリで『カフェイン』を摂取していると書きましたが、それはちゃんと知識や経験があるからこそできることなので、いきなり同じ量を摂取することはオススメできません。
同じことを何回も書いて申し訳ないですが、『カフェイン』の摂取になれてから徐々に増やしていきましょう。
クローン病は『カフェイン』を摂ってもいいの?
現状クローン病患者は『カフェイン』を摂ってどのような影響があるのか、という結果はわかっていません。
しかしミネラルの阻害や、胃腸を動きを激しくするということを考えれば、厳しく考えれば控えたほうがいい栄養素だと思います。
ただぼく自身、めちゃくちゃコーヒー飲んでいますが、たまに下痢があったなと思い出すことはできますが、症状が悪化したという記憶がないので、そこまで厳しく制限する必要はないかもしれません。
もちろん体調が悪いときは控えるべきですが、元々コーヒーが好きなのに我慢しなければならない、となるくらいならぼくは飲みますね。
ただでさえ食事制限で辛いのに。
まとめ
結論をいうと、『カフェイン』は過剰摂取と体調悪いときに摂取しなければ、クローン病患者でもある程度は摂取してもいい、ということが個人的な結論です。
だからぼくはこれからもコーヒーを飲み続けたいと思いますが、クローン病の症状は本当に千差万別なので、ぼくは大丈夫でも違う方はダメということは多々あります。
もしぼくの記事を読んで『カフェイン』に対して興味が出てきたら、まずは主治医に相談してほしいです。
そこでどういう対応をするか決めてから、今後の『カフェイン』の摂りかたを考えてもいいと思います。
そして『カフェイン』は意外にいろいろな商品に入っていることを忘れないでほしいです。
という感じでクローン病患者は気にすることがたくさんあって大変ですが、ぼく自身もそういうものなんだと割り切って生活していますので、一緒に頑張りましょうね。
以上ぼくが考える、『カフェイン』に対しての個人的な考えでした。
今回はここまで!では!