どうも!クローン病患者のこーでーです。
今回は『レミケード』を投与したというご報告記事です。
無事に終わることができたし、血液検査の結果も良好なので満足のいく定期治療でした。
クローン病とは?
本文に入る前に、簡単にクローン病の説明をしたいと思います。
クローン病とは、食べ物が通る器官(食道から肛門)に炎症が起きる病気です。
そしてクローン病に欠かせないことといえば、食事です。
食事とクローン病は密接に繋がっており、クローン病患者の多くは『低脂質・低残渣』を基本とした食事制限をして症状を安定させています。
それでは本文に戻ります。
『レミケード』を投与してきました
今回もまた、クローン病にはおなじみにの『レミケード』を投与してきました。
ちなみに『レミケード』とは、クローン病の症状を悪化させる原因の1つである『TNF-α』を抑える薬で、主に炎症性腸疾患の潰瘍性大腸炎やクローン病の患者に使用します。
さらにちなむと、『TNF-α』自体は健常者にも存在していますが、クローン病患者は『TNF-α』が多すぎるから腸などに炎症を起こすといわれています。
ぼくは『レミケード』を5週間に1回のペースで投与しています。
クローン病なりたてのころは8週間に1回で間に合っていたのですが、クローン病になってから約7年間で体調が悪くなったり良くなったりを繰り返していき、現在のペースに落ちつきました。
主治医の診察
では今回の『レミケード』投与までの流れを書いていきます。
まずは主治医との診察があります。
このところ体調はそこまで悪くはないのでとくに話すことはないのですが、以前の血液検査の結果の話になり、ほとんどの項目が正常値だったので一安心しました。
ただコレステロールの値が正常値より少ないという結果だったのですが、無理に上げる必要はないといわれました。
ぼくなりに調べたところ、栄養状態が悪いとコレステロールの値が少なくなるらしいのですが、ほかの項目が正常値なのでなんとも不思議なところです。
これもクローン病患者の特徴なのですかね・・・
『レミケード』部屋で投与
診察を終えると『レミケード』を投与する部屋にいきます。
まあ外来の化学療法室なんですけどね。
ここはリクライニングチェアなのでとても居心地はいいんですよ。
リクライニングチェアに座ると、すぐさま点滴の針を刺して『レミケード』投与の準備をします。
『レミケード』を投与する前に『プレドニン』というステロイド剤を点滴から投与します。
これは『レミケード』を副作用を抑えるために投与するらしいのですが、いまいち分からないので次の通院で聞いてみたいと思います。
ちなみになんですけど、『プレドニン』を投与するときってけっこう勢いよく投与するから、血管に冷たいなにかが通る感覚があるんですよ。
それがなんともいかない感覚でいまだに慣れてないんですよね。
わかる人にはわかるはず・・・
『プレドニン』を投与したあとは『レミケード』を投与します。
だいたい1時間ですかね、かかる時間は。
その間はフリーなので、寝たり記事を書いたりして時間を潰します。
投与が終われば、あとは会計という流れです。
『レミケード』投与後の様子は?
『レミケード』を投与したといっても、症状が軽くなったとか逆にだるさが出たとかは特になく、僕の場合はとくに変化はありません。
ただぼくは、『レミケード』を投与したあとってなぜか気持ちが大きくなり、「ちょっとくらい脂質を摂ってもいいよね」、と思って食事制限が緩くなってしまう傾向があります。
今回は誘惑に勝っていつもどおりの脂質少なめの食事をできたのでよかったですけども。
まとめ
正直『レミケード』を投与して効果が出てるという実感を感じたことはないですが、いまのぼくの寛解期を維持できてるのは『レミケード』も少なからず関わっているとは思うので、今後も根気強く投与していきたいと思います。
もちろん食事制限も同じくらいの根気強く続けていかないと寛解期を維持できないと思うので、がんばっていきたいと思います。
今回はここまで!では!
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